武田信玄の志「王道執行」は,「甲州法度次第」「甲州金」の特性からなっており
上杉謙信の志「義戦」の特性は「毘沙門天」「天下静謐」。自ら出陣すると全部隊の士気が上がり,謙信の部隊は潰走しても一度だけなら士気が全回復して有利に戦えるという強力な効果があるが,敵勢力が自勢力より小さいと,決戦に勝利しても戦意が上がりにくい。
つまり,志を生かすなら上杉家より大きな勢力を相手にして,謙信が最前線で戦わなければならないので,常に命がけの戦いになりそうだ。
北条氏康の志「禄寿応穏」の特性は「所領役帳」「目安箱」。拠点の民や農地が増えやすい一方で,軍事方策が実行しにくいという内政向きの志となっている。
ただし,籠城戦では味方の士気が下がりにくくなる。氏康の居城である小田原城はその堅牢さで知られるので,敵に回した場合,ここを落とすのには苦労しそうだ。